2010年12月15日水曜日

携帯ナンバー

携帯の番号変わったからってなにかが変わるなんてこともなくって

当たり前なんだけどさ

何かあるとしたら、それはボクの身に起きることでは決してなくて

前の番号しか知らない人(ほとんどの人)が前の番号に電話をかけて

「ええええええええっっっっ!?」

ってなってる可能性がゼロではないということぐらい

でそれはやっぱりボクには全くわからないところで起こる出来事で、それを知ることもなければ、それはもうボクにとってみれば何も起こっていないのと同義で、要するに何も変わらないんだな

だから今思えば逆に、どうして携帯番号を変えたことで浮かれてたのか意味わかんないとかなってる

んで、現在の新しい番号を知ってるのはたったの5人(必要最低限数値)

友達には一人も教えていない

仕事とか何やかや必要に迫られてちょっとずつ増えていくんだろうけど…

簡単に教えるつもりはない

今のボクは、いつの間にか今のボクになってて

だからこそもういいって逃げ出したくなる過去に繋がろうと積極的になれないから

残したデータから通話ボタンを押すことも、メールを送信することもないんだろうな

それでも劣化しながら新しくなり続けるボクだって未来に繋がる今を生きてることは確かで

だからこそこの新しい電話番号を知って欲しいと思う人だっている

でもま、特にきっかけもないし電話するわけでもかかってくるわけでもないだろうから

何かの機会があったら伝えたいと思う

不思議なもので過去に大事だった人たちが、いつの間にかそれほど大事ではなくなってて

また新たに素敵な人たちと巡り合い、いつのまにかその違った誰かを大事にするようになる

誰だってそういった変化は常に包含しながら生きているんだろうけど、今の僕は特に大きな変化が起きているみたいで

それこそ10年使ってた携帯電話の番号を…当たり前のように、過去を現在に繋げてきたナンバーを…いとも簡単に捨てたのだ

多くのデータも消去した

細いなりとも多くの繋がりを一気に排除した

それはボクにとって、とんでもなく大きな出来事だけど、深い内省から見える願望とか諦めとか逃げとか、そういったものがたくさんたくさん重なって僕に起こる変化を助長したのだと思う

その上で行われた取捨選択

きっと後悔はしない

そして、この電話番号を誰かに教える日が楽しみだな


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